7月15日、鎌倉霊源閣が、登録有形文化財(建造物)に指定されました。
大正7年に政治家としても活躍した、南満州鉄道総裁・山本条太郎氏の別邸として建築。
昭和31年に九鬼氏に譲渡され、私邸として使用されていました。
その後、昭和56年に神霊教が取得し、建物、庭をそのままの状態で維持しています。
5000坪の広大な敷地に150坪の母屋が建ち、関東では珍しい茶室風の様式を取り入れた数奇屋造りで、京都から取り寄せた資材でつくられています。
高台に位置し、客間からは相模湾が見渡せます。
建築当時の技術の粋が集められ、現在では再現できないと言われています。
鎌倉の別荘建築は、関東大震災でほとんど倒壊してしまいましたが、霊源閣はほぼ無傷で残り、およそ築100年が経過する大正ロマンあふれる建造物です。
詳しくはこちらを参照してください。 ⇒ 鎌倉霊源閣
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